ぐちゃぐちゃだ。 ドラゴンヘッド/テイル考察

あまり人前で愚痴るのは得意ではないのだけれど(^^;
とにかく、先週くらいからぐちゃぐちゃ。とても感情的に
なっていて。


ぐちゃぐちゃ具合がドカンと勃発した日のチャートを
立てたら、ちょうどdragon head/tailが、おひつじ/
てんびんから、うお/おとめに移行した日だった。


去年辺りから、トランジットのhead/tailも視野にリーディングを
始めて、ずっと考察はしていた。すると興味深いことにnatal
チャート上で、トランジットのhead/tailと何等かの反応を
起こしているクライアントさんを結構お迎えしていることが
判明して。


該当する方にはそんな観点からもお話をさせて頂いていた。


で、あたし自身は、head/tailがうお/おとめ。つまり今までは
ある程度、推察でリーディングしていた事を、自身の身をもって
観察することで、推察を裏付けることが可能になるチャンスが
やってきたという訳だ。


星の世界は、推測と経験がモノを言う。少なくとも、鑑定の
現場では、このふたつの要素はとても重要で。リーディングは
推察、推測から始まるけれど、それを考察、裏付けしていくのは、
日々の自身の経験がものを言う。


なにせ、推察、推測だからね。inspirationを裏付けるのは、
知識より経験と、地道な考察の積み重ねのような気がして
いるんだな。そしてこれが、やがては自分のオリジナリティに
繋がると信じているのだけれど!


そんなこんなで迎えた、このhead/tailの絶好の経験&考察&
裏付けチャンス。一言で言うと、
"おいおい、こんなに大変なことだったんかい(^^;"
っていう感想で。


まんま、あたしのhead/tailに乗ってくるまでにはまだ
ひと月かかるけど、実に興味深い流れになっている。


先日調べてみたら、head/tailは約18〜19年周期で
12サインを移行している様子。つまりあたし自身は2度目の
head/tailリターンを迎えているという訳だ。で、前回のリターンの
頃のあたしはというと、18〜19才。高3から浪人していた頃。


浪人時代の想い出と言えば、とある新興宗教に引っ掛かったこと(笑
それから、自分がどこにも所属していないという強烈に所在無い気持ち。
そして、ちょうど高3から浪人時代にかけて、何故かあちこちから、


"もっと自分を大切にしなさい。"とか
"あなたが本当にやりたいことは何なの?"


という問い掛けの集中砲火を浴び続けて、


"え?何? どういうこと? あたし、何を言われているの?"


と、めちゃめちゃ悩んでいたのもこの頃だった。


後々になってこの頃を思い返すと、この時期を過ぎて
短大に上がってからのあたしは、自分のタガを自分から
カチ割って、大暴れし出している。自分でも、あの頃が
自分自身のターニングポイントだったと、よく思い返す。


そして、そのきっかけとなったのが、周囲からの、


"もっと自分を大切にしなさい。"
"自分が本当にやりたいことは何?"
という問いかけの嵐。


嵐の渦中にいた当の本人は、訳も分からず、


"あたしは自分のやりたいことをやっているだけ。
どうしてみんな、そんなことを言ってくるの?!"


と、非常に混乱をしていたのだけれど。
今、こういう世界に身を置くようになって見えて
くるのは、あれがあたしの魂的本質への問いかけ
だったのではないか、ということ。


ということは、だ。
head/tailが絡んでくると、やはり、その人の魂的
存在意義、ということを試されるようなのだ。それは
言い換えれば、魂的覚醒を促される時期、とも、
魂が今回体現したがっている道への、軌道修正を
促される時期、とも捉えられる。


ここで勘違いして欲しくないのだけれど、今こうして
地球上の人間に宿った魂というのは、あくまでも、
人の肉体に宿った魂である、ということ。つまり、
人間としての肉体と、人間としての自由意志を
もって、その人の人生を表現する、という選択を
して来ているのだ、ということだ。


つまり、あくまでも、人間ライフを謳歌しながら
生きていく、ということを前提にしている、ということ。


何の制限も葛藤もなく、魂の成長だけを望むなら、
わざわざ地球上に、しかも肉体を持つために戻って
くる必要はない、ということ。だからこそ、この肉体を
持って生きていく、ということの中に、全てがある
はずなのだ。


肉体は、肉体を通して生まれてくる。そこには、
肉親という繋がりがあって、先祖から繋がる
血縁というものがあって、そこから広がる、
人間同士の繋がりというものがある。
日常というものがある。


つまり、その日常にこそ、魂が求めてきた
ものが存在する、ということ。


最近、そんな風に捉えている自分がいて。
だからこそ、当たり前にスピリチュアル、という
概念が起きてくるのだけれど。


そもそも、魂は誰にでも宿っているもの。
魂は、スピリット。スピリチュアル、ってのは、
単純に、魂的、ってこと。それ以上でもそれ以下でもない。
つまり、スピリチュアルな世界、っていうのは、誰にでも
宿っている魂の話を説いているだけな訳で、何も、
特別な世界の話をしている訳ではないのだ。


あなたやあたしが、普通に生きている、その中に、
普通にスピリチュアルな世界は存在している。
だって、あなたやあたしの肉体の中に魂は存在
していて、あなたやあたしは、肉体を持って生きて
いるんだもん。当たり前にスピリチュアルな存在
なんだもん。特別なことでも何でもない。


繰り返しになるけれど、もし、魂を、何の制限も
制約も不自由もなしに成長させたいなら、わざわざ
地球に降りてくることも、肉体に宿ることもないのだ。


ただ、何かまだやり足りないことがある魂、魂として
存在することに退屈した魂がいて、その魂が、人間
という肉体を借りて、何かをやりに、表現しに、体現しに
地球に戻ってきているのが、あなたやあたし達なんだ、
ということ。


きっと、やり足りなければ、チャンスを見つけて、
何度でも舞い降りてくるのだろう。 ただし、チャートを
読み解いていくと見えてくるけど、肉体に宿れるという
チャンスを掴むって、実はもの凄いラッキーが重なって
やっと実現するんじゃないか、ってこと。


魂って、魂のやりたいことを実現するために、本当に
細かい設定をしている。その設定が、ホロスコープ
チャート上に描かれている、星の図なのだ。いつの
時代の、どの地域の、どんな先祖を持った両親の
元に生まれてくるのか。それら、魂が望んだ全ての
条件がチャートに見える時、あぁ、この人の魂は、
この瞬間に人間として地球上に飛び出してくる
ために、この人の母の胎内に宿ったんだろうなぁ、
ってつくづく思う。


それは裏を返せば、それらの条件が全て揃わない
限り、魂は、人間として地球に舞い戻るチャンスを
得ることができない、ということ。


人間として、今、ここに存在していることが、どれだけ
preciousなことか!! それこそが、スピリチュアルの
全てなんだと思う。だからこそ、今を、人として生きる
こと全てが、スピリチュアルに生きるということなんじゃないか?
なんて、あたしは思うようになりつつある。


つまり、スピリチュアルってものは、今、スピリチュアルな
世界と呼ばれている世界の中だけに存在している訳じゃ
ないのだ。むしろ、スピリチュアル、と呼ばれる世界だけに
生きるということは、人間そのものを楽しむ、という、魂が
魂としてだけ存在することに飽き足らず、肉体を選んで
降りてきたことの意義を疎かにしてしまう危険性すらあるのだ。


そして、ここ最近のあたしはチャートリーディングを通じて、
何だか富みに、そのことを考えさせられる日々が続いていた。
あたしが星の言語に通じるようになったのは、ひょっとして
このためだったのかも、って思うくらい。星の言語が知りたかった
のではなく、星の言語を学びたかったのではなく、星が教えて
くれる、叡智というものの奥に見えてくる、人間そのものの姿。


魂を宿りながら、自由意志を持って、自分を表現していく、
ということ。誰からの強制でも、何者かへ服従でも、
誰から与えられたミッションでもなく。ただただ、こう
在りたい、と願った自らの意識から全ては始まったということ。
ホロスコープチャートには、そのことを思い出す可能性を
秘めた情報が詰まっているのだ。


スピリチュアルと呼ばれる世界に精通しても、それを
表現するのは、肉体を持った存在である、あなたや
あたしであるということ。そして肉体を持って表現する
ことを選んだのも、あなたやあたし自身だという紛れも
ない事実を、チャートは鮮やかに浮かび上がらせる。


多分、恐らく、過去に何度も何度も、現在一般的に
"スピリチュアル"とカテゴライズされている世界に、
あたしは身を置いていた。それはある種、人里離れた
世界だったように思う。人としての生を全うする、
所謂人間世界からは隔離された世界。いかに
人間としての自分を超越するかに重きを置いた
世界観の中で、あたしは生きてきたのだと思う。


それは、今回のあたしの人生の、ある時点までを
振り返れば、あまりにも明白だ。人間臭くあることを
徹底的に排除されるかのような人生だった。そして
自らも、その世界に染まっていった。あたしが、母校に
居残ることを、そして、居残るからには、母校の中で
楽しく生き残れるように、と、自らを埋没させようと
意を決したことなどは、まさにその象徴だったと
思う(←傍目には、決して成功していた訳では
なかったらしいけど(笑))。


そして、その結果が、


"自分を大切にしなさい"
"本当にやりたいことは何なの?"


という針のムシロに身を置かれたかのような、
チクチクと突き刺さる問いかけの嵐だったのだった。


ここまで読んでもお分かり頂けると思うけど、過去生って、
わざわざ過去生リーディングしてもらわなくても、自らが、
"おかしい、今のままでは何かが違う"、と思い当たる
ようになり始めるまでの過去を振り返れば、自分の魂が
過去にどんな傾向を持っていたかが見えてくる。


だから、過去生リーディングで何を言われたか、という
ことよりは、その過去生と、今回の自分の人生を照らし
合わせることで、何がリンクしてくるのか、ということが
大切。お姫様だったことや、天使だったことが大切な
訳じゃない。お姫様として何を経験したのか、天使として
何がやりたくて何をやり残したのか、というストーリーと、
現在の自分の人生のテーマを、きちんと擦り合せる
ことの方が、はるかに大切なのだ。


チャートはそれを読み解く潜在的な要素を持ち合わせて
いるとあたしは解釈している。エネルギーリーディングを
している時は別として、チャートをリーディングしている
時のあたしには、別にその人の過去のビジョンが映像と
して見えている訳ではない。ただ、可能性としての、
その人の魂の過去生のストーリーを読み解いている
だけだ。


けれど、面白いことに、そうすることで、その人の人生の
ある地点までの生き様が、生き生きと浮かび上がってくる。
つまり、過去生そのもののビジョンをチャネリングしたり
しなくても、チャートをリーディングし、その人の歩いてきた
道と照らし合わせれば、その人の魂が、過去の人生で
何をしてきたのかは、自然と見えてくる、という訳。


で、あたしと言えば、先ほども言った通り、いかに人間で
ある自分から、人間的要素を排除するかで、神の世界に
近づこうと努めてきていたらしい。


そして、head/tailの指し示す通り、tailと180度逆の
今回のあたしの魂がやりたがっていることは、いかに
人間臭く生きることで、自分のスピリチュアリティ
謳歌するか、ということに尽きる。人間として生きる
ことを全うすることで、魂の喜びを表現すること。
それがあたしの今回のテーマ。それを表現するのが、
あたし自身の意志を示す、5hに入っている、ふたご座の
太陽が示すところ。つまりここでも、人生をドラマチックに
クリエイティブに謳歌すること、ということがテーマになっている。


多分、あたしは、過去の人生で、肉体を持った存在としての
心地良さを追求しなかったことへの不満や寂しさを、心残り
として抱えてきた。それを示すのが、3hに入っている
うしの月。 あたしが小さい頃、発熱した時に繰り返し
見てうなされた夢の中で、あたしはひと気のないだだっ広い
伽藍堂の空間の中に、ただ一人ぽつんと置き去りにされていた。
それはつまり、肉体としての存在である自分を確認することの
難しい空間。


あたしにとってその夢は、恐怖以外の何ものでもなかった。


だからこそ、今回のあたしは、おうしの金星を選んで生まれて
きたのだと思う。ここにも、いかに自分の力で、自分を、自分の
人生を喜びに満ちたものにしていくのか、というテーマが
色濃く出ているのだ。


こんな風にチャートを読み解いていくと、たったこれだけの
要素からでも、自分の魂が何をやり遂げに今回この地球上に
肉体を持って生まれ、生きていくかを望んできたのかが
見えてくる。


ところがどっこい、tailの示している過去の習性とは恐ろしい
もので(笑)、あたしは再び、スピリチュアルと呼ばれる
世界の扉を開いてしまった。今回は自らの意志で、だ。
今回、というのは、前回、スピリチュアルな世界に傾倒
する直接の原因は、あたしが今回の両親を選んで、
その両親の望みによって選択された、カトリック
学校に通学することになったことにある。


まぁね、このあたしが、その学校をお受験して、受かって
しまったのがある種の奇跡じみていて面白いんだけど。
だって、見方を変えれば、その時その学校に受かって
いなかったら、ここに至る道は閉ざされたと思うし、その時の
あたしは、お受験させられた上に、その学校に受かって通う
ことを無意識のうちにも受け入れていた、つまり、無意識の
うちにも、選択していたことになるからね(笑


そう思ってその当時のトランジットを追ってみたら、head/tailは、
見事に、natal時のhead/tailとミスティックレクタングル
形成している。つまり、ネイタルのドラゴンヘッドにはトランジットの
ドラゴンヘッド、ネイタルのドラゴンテイルにはトランジットの
ドラゴンテイルがトラインを形成していたという訳だ(笑


なんか、こんな風にリーディングしていくと、自らの意志、
というよりは、魂が望んだ道を、魂が強引にゴーサインを
出していたような気がしないでもないけど(^^;


逆に、一見、自分自身の意志とは反する事態が起きて
いる時でも、それが魂が望んで起きている必然だからこそ、
どんなことでも、全ては必然で全てはベストなタイミングで起きている、
っていう捉え方ができるのかもね。結局どんな道であれ、
その道を歩いてきたのは他の誰でもない、この肉体を持って
生きてきた自分自身な訳であって。


歩いてきたのは自分自身なんだ、ってことを、きちんと自分で
腑に落として、例え一見不本意に見えようが、歩いてきた
道で経験してきたもの全てを、自分自身が蓄積してきた
財産として、自信に変えていくような捉えるモノの見方、
捉え方、と言うのかな?


で、前回のhead/tailリターンの頃、あたしは一度、自らが
とっぷりと浸かって生きてきた、あまりにもスピリチュアル
一辺倒な世界から抜け出すことを決意して。 紆余曲折は
あったけれど、丁度、ネイタルのhead/tailと正反対の
位置関係、つまりhead/tailがオポジション同士の関係性で
オーブ0度でconjunctionを起こしていた、トランジットの
head/tailがおとめ/うおの時期の数日間の間に、上の子
ぴよこを産み落とし。


これまた、トランジットのhead/tailがそれぞれネイタルの
head/tailにトラインを形成し、ネイタルのhead/tailと、
オーブ2度で、先ほども出てきた、ミスティックレクタングル
形成していた時期に、下のちび達を無事出産して。


子供たちを育てる中で、猛烈な勢いで噴出してきた、
あたしはこのままでいいの?!という、自分自身への問いかけの
答えとして、再び学校に通って、占いを勉強する、という
決心をしたのが、トランジットのドラゴンヘッドが、あたしの
ネイタルの太陽に、乗って来つつあった頃で、これは
同時に、これまたオーブ0度でトランジットのhead/tailが
ネイタルのhead/tailにスクエアを形成し、つまり、二組の
head/tail同士で、グランドクロスを形成していた頃の、
選択だったことになる。


時々人生には、後で振り返ると、なんであの時、あんな
道に進むことを選んだんだろう?って思うことがあるけど、
あたしにとって、あの時期、占いを勉強することを決意
したのも、ある意味では突拍子も無い思いつきだった。
だって、それまでの人生の中で、プロの占い師になる、
なんていう選択肢は、その時期を迎えるまで、一度も
浮上しなかったのだから(笑


けど、そんな時に、ひょっとしたら魂的欲求が働いて
いるのかも?!という推察にここで至るよねぇ〜。
自由意志もいいけど、そもそもやりたかったことを
そろそろちゃんと思い出してよー!!という、魂的エゴに
起因する選択、とでも言っておきますか(笑


そして去年、janeannに逢いに行く扉が開いて、
janeannに実際に対面した頃、トランジットのhead/tailは
あたしのネイタルの太陽を頂点とした、調停のアスペクト
形成していて。janeannに逢いに行った時期も、あたしの
中ではひとつのターニングポイントであったことを暗示
している様子。 実際、あの時mauiの空の下で日々を
共にした、新しい出会いの数々は、確実に今のあたしに
至る道しるべの数々で。


そう考えると、あの美しいmauiの日々から帰還して
再び日本の地を踏んだその日のうちに、もっとも身近な
肉親の一人と、心をズタズタに引き裂かれるような
争い事を繰り広げる展開となってしまったのも、自分
自身の魂が選んだ、ひとつの新たな道への方向転換を
促すためのものだったのかもしれない事が見えてくる。


そして今、再びhead/tailリターンを迎えて見えて
きたこと。


それは、ここ数ヶ月前から少しずつ感じ始めていた、
あたしが今回学ぶべき一番大切ことは、実は、他愛の
ない日常生活の中にこそ、あるのかもしれない、という、
新たな再発見。


子供たちの成長を通して、旦那との関係性を通して、
今一緒に屋根の下で暮らす、旦那の両親の生き方を
通して見えてくる、人間というものの姿、在り方。
それらを通して試される、自分の在り方ということ。
そこにこそ、あたしの魂が求めてきたことの全てが
凝縮されているのではないか、ということ。。。


実は、以前ここでソーラーリターンの考察を繰り広げる
きっかけとなった風邪が、まだ完全には快復していない
のだ。大分症状は治まってきてはいるものの、咳だけが
しつこく残ってしまっていて。


咳でもゲップでもオナラでも嘔吐でも。何でもそうだけど、
体から噴出してくるものって、体にそれだけ何かが溜まって
いるということを教えてくれる。


今回、これだけ咳が長引くのを観察して見えてきたのは、
あたしの第5チャクラの問題なんだ、ってこと。あたしに
とっての首周りは、まさに過去生に繋がるウィークポイント
であり、そこが故障を起こしているということは、何らかの
形で過去からのエネルギーが噴出してきている、という
推測が成り立つ。


それにしてもソーラーリターンの影響だけで、これだけ
長引くとは考えにくいよなぁ、と思っていた時に、
ドラゴンヘッドがネイタルのヘッドに戻ってきつつある
ことと繋がって。


あ゛ー、この咳って、ひょっとしてこの配置にもリンクして
いる、ってこと〜?って気づいたのだった。つまり、ソーラーリターン
も確かに絡んでいたのだけれど、ほぼ同時進行で、約19年振りの
head/tailリターン現象が起きていて、それは、あたしにとって、
ネイタルの、つまり1h的head/tailのエネルギーが、12h的
浄化作用のエネルギーを帯びつつ、元の1hに戻りつつある、
ということで。


いわば、魂的大掃除が行われている、ということなんだよね。
しかも、head/tailは、180度で両極に存在するペアの関係
だから、トランジットのドラゴンヘッドがネイタルのヘッドに
戻ると同時に、トランジットのテイルが、ネイタルのドラゴン
テイルに戻りつつあるという訳で。こりゃ、大掃除も大掃除。


ここ数日間の間に、にわかにあたしの身の回りで噴出している
あれやこれやの暴発の数々は、あたし自身が未整理で終わらして
しまっている、過去からの宿題、まぁ、平たく言うなら、過去カルマ
的要素を色濃く持ったトラブルの数々と捉えることが可能で。
それだけに、実に痛いトラブルの数々でもあって(泣


今日、今週の月曜日以来、ほんの数日振りに再びPTAの活動に
顔を出したのだけれど、会わずにいたたったこの数日の間に、
何故か周囲の近しい仲間とあたしとの間に、見えない壁が
できてしまったかのような錯覚に陥って自分で自分に唖然と
してしまったくらい、あたしの中で、何らかのエネルギーが
ガラッとバランスを崩してしまったらしく。


きちんと今起きているトラブルに落とし前を着ける意志を
持たないでいると、何だかこの先、大変なことになっていきそうな、
そんな岐路に立っているような気がしているのだ。


そのためにも、あたし自身が何をしたいのか。
そのために、何を大切にしていかなきゃいけないのか。
何を切るべきなのか。そんな、シンプルだけれど、
究極の選択肢を、今、迫られているような気がしている。


あとひと月。ちょうど一ヶ月後に、あたしのネイタルの
head/tailにトランジットのhead/tailが乗ってくる。
その時期を、新しいhead/tail時計のスタートポイント
として設定できるように、何とかそれまでに、見通しを
つけられるようにしようと思う。


ふぅ。 このぐちゃぐちゃから、何とか、切り抜けられ
ますように。。。 そして、忘れずにいよう。この
ぐちゃぐちゃすらも、自らが望んだものを見ている
だけだということを。。。

誕生日前後の不安定さ 〜ソーラーリターン考察〜

まいった。


風邪っぴき。 
原稿提出が遅れてしまう。
頭は朦朧としているし、
食べ物の味が分からないくらい、
鼻は利かないし。


と、何だか非常に情けない、昨日の誕生日だった(苦笑)


ここでも度々話題にしているけれど、人間には
色んな時間軸があって、色んなタイマーが
発動しているんだと思う。その中でも最も
メジャーなもののひとつが、誕生日ってやつだ。


誕生日って、毎年、誕生したのと同じ月の同じ日に
やってくるのが誕生日なんだけど、占星術的に言うと、
それは、肉体に宿った魂が、地球上に飛び出して来た
瞬間に太陽が位置していた場所に、一年かけて太陽が
戻ってくる日、となる。


カレンダー的には365 or 366日かけて同じ月の同じ
日がやってきて。占星術的には、チャートを360度巡って、
太陽が元の位置に帰ってくるのがその人の誕生日。
だから、この現象を占星術的には、solar return、
ソーラーリターンと呼んでいる。


これは、占星術的に毎年、春分の日に、おひつじ座の0度に
太陽が戻ってくると設定しているのと同じシステム。つまり
新しい一年のサイクルの始まりと見なすことができるのだ。
春分図で新しい一年を占う、というのを以前spring equinox chart
紹介したけれど、それに該当するのが、solar return chart
と言って、個人個人の出生図と同じ場所に太陽が戻ってくる
日のチャートを作って、誕生日から始まる新しい一年を占う、
なんてこともできる。


生まれた時の太陽が、チャート上の何ハウスに入るのかは
その人が地球上のどの場所に何時に生まれたかで違って
来るのだけれど、概念的に、誕生ということを考えれば
魂が肉体に宿って地球ライフを始めた日、とも捉えられる
から、概して誕生日は1ハウス的ステージと捉えることも
できる。そして誕生日を1ハウスと設定すると、生まれてから
毎年起こるソーラーリターン前後の不安定さが何となく説明
つくから面白い。


そもそもソーラーリターン前後の不安定さというのは、人は、
誕生日前後に何らかの肉体的、精神的な不調を訴えたり、
アクシデントやハプニングに見舞われたりしやすい、とされる
説なんだけど、これは、赤ちゃんが、出産直前から出産直後に
かけて、生命レベル的に危険な状態に陥ることから来ている、
とされている。


その最初のライフサイクルが、一種のひな形となっていて、
一年の同じ時期が戻ってくると、同じリズムが繰り返される
のではないか、というのだ。


妊娠出産という経験を通して、確かに言われてみれば
そうかもしれないなぁ、という気もしている。いや、医学的な
専門的見解は知らないけれど(^^;


だから、恩師に、誕生日というのは、そういう生命的危機を
無事に乗り越えて、また新しい一年のサイクルを迎えられた
ことを祝うということでもある、という話を教えてもらった時に、
ほっほー、なるほどねぇ、と痛く感心したものだった。


まぁ、そんな訳で、誕生日前後は何故だか毎年、ツイて
いないんだよねぇ、とお嘆きのあなた、全然心配すること
ないです。 占星術的に言えば、むしろ、それが自然な
サイクル、とも言えるみたい。


で、何を話そうかと思っていたかというと、このソーラー
リターンの現象を、1ハウスで起きる、と見なした時に、
当然、生まれてくる直前までは12ハウス内の出来事、
ということになる。 12ハウスは全てが混在している
カオスのステージ。


1ハウスの誕生で始まる、肉体を持った魂の成長は、
12ハウスで終わって、肉体を離れて魂としての存在に
戻る、とも捉えられるし、この12ハウスでまた新しい
出発を始めるために、再び肉体に宿る、とも捉えられる。


終わっていくサイクルの流れから捉えると、魂の浄化、
ということが見えてくる。肉体から解放されて、何にも
拘束されない自由な存在となるわけだけれど、ひょっと
したら、長い間、肉体という個の宮殿に収まっていた
魂が、個という枠を離れる時、それはそれで戸惑いが
あったりするのかもなぁ、と想像するのだけれど、その
戸惑いや、地球という物質世界への未練を一度リセット
する形でクリアにしていくのが、12ハウスの持つ、魂の
浄化、という意味に繋がるのかなぁ、なんて思う。


12ハウスの、個というものの消失、という別の側面は、
オーバーソウルという概念に当てはめて考えると
分かりやすい。 つまり、魂がいずれ帰っていくとされて
いる、魂の集合体、魂の故郷。全てがひとつ、ひとつが
全て、という世界観。


全てがひとつ、という状態って、この地球に生活している
人間の物差しで考えると、とても矛盾だらけの状態とも
言えると思うんだけど、それが12ハウスがカオスの
ステージとされる所以なのかも。例えば、個として肉体に
宿ったけれど、まだ母の胎内にいる状態。個ではあるけれど
まだ個体として自立した形で命の存続ができない状態。
まさに混在した存在。


命の誕生の予感という意味で、これは、また、12ハウスの
ステージの説明で最初に挙げた、終わっていく流れとは逆の、
始まりを意味する流れでもあって、終わりと始まりという全く
反対のエネルギーを孕んでいるの12ハウス。つくづくカオスの
ハウスなんだよね。


繰り返しになってしまうけれど、毎年繰り返される
ソーラーリターンという現象を、1ハウス的ステージ、つまり
個としての出発の地点、と見なすとすると、その直前時には
この、12ハウス的エネルギーを経験していると見なすことに
なる。


魂が個というものを消失すつ場所でもあり、魂が個という
ものを再び取り戻そうとする場所でもある12ハウスという
ステージ。全ての終わりと全ての始まりを同時に持つ
ハウス。そんなハウスのエネルギーを経験している
状態で、普段と同じ状態を保つ方が至難の業、と
思うのは、あたしだけ?(笑


という訳で、あたしが地球上に飛び出した時から
時を刻み始めた、あたしだけの太陽時計が、今年も
無事に、生まれた時と同じ目盛りに戻ってきました。
昨日は、個人的には満月とソーラーリターンを同じ日に
迎える、という、なんか目出たそうな星回りでもあった。


けれど、あたし自身はというと、全然地に足がついて
いない、フワフワしちゃった状態で、芳しくない。
そんな状態で、夜、先日お迎えしたネビュラーストーン
のgodessを握ってベッドに倒れ込んだら、ちょっと
怖い思いをした。


うー、これがウォークインされちゃう、ってことか?
みたいな、嫌な感じだ。ネビュラーストーンgodessを
握って、自分の宇宙的存在との繋がりを感じようと
トライしていた時に起きたことだった。その繋がりを
伝って、別の存在があたしの体に降りて来ようとする
のを感じたのだった。心身ともに疲れ果てていたけど、
嫌な感じだったから、とにかく自分の意識だけは繋ぎ
留めておこう、と、その嫌な感じに抵抗してみた。
どうなんだろう、阻止できたのかなぁ?
↑微妙に自信がないらしい(笑


その後も興味深いビジョンを見たりしていたのだけれど、
なんとなく、月に引っ張られたのかもなぁ、っていう感想。
とにかく夕べのあたしは、危なっかしい状態に陥っていた。
一週間前くらいに引き始めた風邪も、昨晩、一番酷い
状態に悪化した感じだし。


夜中に起きたら首の両脇、リンパ腺がパンパンに
張ってしまって、喉もカチカチになってる(泣
それでvicks vaporubを首に塗りたくって、タオルを巻いて
湿布状態にしてからもう一度眠りについた。 やっと発熱
できたのか、汗をたっぷりかいた。 ふぅ。これで快復に
向かえるかも。。。???


で、気になる今年のあたしのsolar return chartだけれど、
太陽が12ハウスにいるじゃんかっ(ーー; 


なんだよー、そーいうことなんかい?


終わりと始まりで、全てがひとつで、ひとつが全てで、
カオスで浄化で。そんなテーマの一年ってことなんだぁ?
ふぅ。なんだか大変そうだなぁ。大掃除の年なのかぁ。
今回の誕生日前みたいに、一年間ずーっとこの調子で
浄化作用ばっかり続いていたら、嫌だなぁ。。。(泣

そういえば、いつもセッションに連れて
行っている石さんたちも、しばらく日光浴、
外気浴、させていなかった。ちょっと風は強いけど、
日差しも綺麗だし、今日はゆっくり海辺でグリッドを
組んでみよう、と、重たくなった鞄に、カメラも詰め込んで
えっちらおっちら(笑 出かける。


ちょっと離れた、お気に入りスポットへ。あたしが初めて、
太陽の下で瞑想状態に入った堤防のある海岸だ。
その時は、木星と目が合ってびっくりしたのだった!


ちび達は旦那任せにして、今日は堤防には上がらず、
雨上がりでまだ少し湿った砂の上に陣取る。
気がつくと、かもめが一羽、少し離れたところから
こちらを見ている。記念に何枚か写真を撮ってみる。


今日はどんなグリッドを組もうか。悩みながら、それでも
手は動いていて、とりあえず持ってきた石をみんな砂の
上に並べて、日向ぼっこをさせてあげた。しまうとコンパクト
なんだけど、これだけ出すと、しまうのもひと手間なんだよなぁ、
なんて思いつつ、いつもあたしを支えてくれている石たち。
感謝の気持ちを込めて、ちゃんと労ってあげなくちゃね。
先日Tianさんで買ってみた、モルダバイトのエネルギーが
入っているというお香を焚いた。


さぁて。グリッド。


どうしたものか。
やってみようか、どうしようか。


普段はわりと、気の向くまま、手の動くままに、
積み木を並べて遊ぶような感覚でグリッドを
組んでいるのだけれど、たまに、なんとなく
テーマを設定してみたりして、そうすると、
あれこれ、あーでもない、こーでもない、と
考えることが多くなって、時間がかかる。


今日、それだけ時間をかけることができるのか?
子供連れだぞ? いや、むしろ問題は、旦那だ(笑
あたしが、こんな風に石と戯れるのはもう家族の中でも
周知のことだし、もう驚かれもしないんだけど、なにせ、
一カ所に留まる、ってことを知らない旦那だ。いつ
time upになってしまうか分からない。


うむ。。。
でも、やっぱりやってみたい。いや、やっておかなきゃ。


そんなひとり問答の末に一大決心をして、グリッドを
組み始めた。 初めてのホロスコープグリッド。
風も強いし、敢えて布は敷かずに。


あたしの頭の中には、昨日も書いた、グランドクロスと、
グランドセクスタイルの形がくっきり浮かんでいる。
このアスペクトのエネルギーをグリッドとして表すことで、
天界のエネルギーと繋がってみたい。


まず、チャートの中心の石を決める。
チャートの中心と言えば、自分そのもの。あたしを示す
石は何だ? 今なら、やっぱりあのjaneannクリスタルかなぁ?
そう思って一度、中心に置いてみたけれど、何か違う。
球体が欲しいのだ。チャートのイメージで、天体を置きたい。


それなら、と改めて。チャートの中心は?そうだ、地球だ。
あたしの持ってきた石の中で地球の姿と言えば、アフガン産の
地球色のラピスラズリ。よし、とりあえず、中心は決まった。


じゃあ、次。ミスティックレクタングルを形成中のドラゴンヘッドは?
ドラゴンテイルは? 天界のヘッドとテイルだしな。あたしの中で
ペアになっている、janeann放出品のクリスタル2つを対に
置いてみる。ポイントの先端を、どちらも、地球に向けてみた。


次。ミスティックレクタングルを形成している、もう一対の
オポジションの、カイロンと土星。カイロンは、虹だらけの
クリスタル玉にしてみる。虹は、クラックと言われる、石の
中の傷に浮かぶからだ。土星は、レピドライトちっくな
色彩の、アメジスト/クリスタルのキャップ。土星の司る、
形を現す、というエネルギーを感じたから。それに、
レピドライトちっくな所も、あたしの中では、なんとなく
土星の持つ、未解決の宿題のイメージを彷彿させたから(笑


そして、このミスティックレクタングルをいきなり六芒星
変身させてしまった、あたしのネイタルチャート上で
オポジションを取る、火星と月と水星。 火星は、見た目
そのもので、赤いカーネリアン玉。 水星は少し迷ったの
だけれど、なんとなく、セラフィナイト。羽な感じが水星の
マーキュリーのイメージだったのかな? 月は、去年、
janeannのワークショップ最終日に、記念に、とお迎え
した、アゼツライトにしてみた。乳白色な感じがお月様っぽい?!
あたしのアゼツの、なんとなく甘美なところは、おうしっぽいしね(^^)


それからグランドクロスに取りかかる。


あたしのヘッドとテイル。
テイルは迷わず、というか、何となく、というか、レムリアンジェードの
タンブル(笑 怖い、という気持ちは起きなくなったけど、やっぱり
黒っぽい石は、未だに何だか苦手意識が働く。でも、レムリアン
なんだよね。それが、とてもあたしのテイルを象徴している感じ。
ヘッドは? あー。そうだ。前に、Tianで@hida@ちゃんの新月
ワークショップに参加した時に、参加した他の方から、大きな
光の柱を立てそう、って喩えて頂いて、気を良くして(笑そのまま
お迎えした、小さなセレスタイトの柱にしてみよう。


それからトランジットの冥王星。これは、スギライト玉にして
みた。なんとなく、色合いからのイメージだったんだけど、
そういえば、この玉と出会った時、ガラスケースから
出してもらったこの石を握った途端、石の色が変わって
びっくりしたんだった。確かにこの石は、見えない世界と
向き合い始めた頃に出会ったんだ。冥王星っぽいよなぁ(笑


冥王星オポジションを取っているのは、あたしのネイタルの
太陽。うーむ。太陽はどうしようかな。そうだ。クリアなクリスタル
玉にしよう。 うん、なんだか意外にもしっくり(^^*


他にも、ネイタルの冥王星をスモーキークォーツのスケルタル
にしたり、天王星ブルガリアアメジスト・ファントム・クォーツに
してみたり。ネイタルのカイロンは、やっぱりレピドライトだった(笑
同じくネイタルの土星は、悩んだあげく、クローライトをびっちり
内包したヒマラヤンクリスタル。この石は、あたしの中では
何となく、ゲートなんだけど、そうすると、あたしにとって、
土星はゲートなのかしらん〜??


そんなこんなで、躊躇していた割に、取りかかり始めたら
めちゃめちゃ楽しんでしまっていた(笑 でも、海岸に辿り
着くまで、こんなことになるなんて思ってもみなかったので、
チャートが手元になくて、残念ながら、今のトランジットの
情報が完全には頭に残っておらず、いくつか置かずに
終わってしまった天体もあったけどね。それでも、
思いつきで始めたのに、ここまで遊べたら上出来〜!!


今、星暦を改めてチェックしたけど、今日は月が
ししに入っていたのね〜、納得!! ついつい子供の
ような遊びに興じて、クリエイト活動しちゃった訳だわ〜♪


グリッドを組み終わって、写真撮影大会に没頭していたら、
やもちゃん2号がテケテケやってきて、まっきいろのひとで〜、
と言いながら、砂まみれのヒトデを持ってきたのだ。
砂まみれなのに、どこが黄色?と思ってつまんでひっくり
返してみたら、お亡くなりになったばかりのヒトデさま
だったらしく、触手の部分が本当にまだ黄色のまんま。
せっかくのご好意だし、と思って、ぽん、とグリッドに
置いてみた。


きゃ〜、ますますコズミックだわん♪ と、思わぬ
クリエイションにはしゃいでいのだけれど、ヒトデを
置いた場所が、丁度しし座のあたり!! わ〜、すごい、
思いつきのお遊びだったのに、これが今日の月を象徴して
いたのかも、美しすぎ〜☆

****************



で、今日、発見したこと。


今まで、チャートの中心は、その人自身の核、って
感じていたんだけど、その核とは、その人の、地球意識
なんだな、ということ。だから、そこに自我がないんだね。
なるほどね。


それから、クリスタル玉を太陽にして分かったことは、
この画像みたいに太陽が、他の天体からの投影を
吸収ながら、意識体として世界を見ているんだなぁ、
ということ。太陽が、その人のパーソナルな他の天体を
集約して、意識を表現する天体だ、っていうのは、
こういうことだったのか〜。


ん〜。楽しかった!!
これ、早く現場で実践したいな〜!!

↑そーか。スペース改行するにはタグが必要だったのか(笑

〜今年を占う!spring equnox chart〜 春分図 part 2


個人的に解釈するところでは、カイロンの示すトラウマ
エネルギーは、魂が地上に降りてきた時に、自らが
選択した傷のエネルギーであり、消えることのない
傷、むしろ、消さないために選んできた、烙印の
ようなものなのではないかと。つまり、この傷をも
含めて、その人が完全な状態だということ。

だから、傷を自覚することはとても大切である
一方で、傷エネルギーは、消えることはない。
この、カイロンを考察していくと、人間の能力に
与えられた能力の可能性がひとつ見えてくる。
つまり、人は誰でも、癒しの力を潜在的に持って
いる、ということだ。

癒しを可能にするために、人は自分の傷と向き合い、
何度でも何度でも、消えない傷を癒す。そうやって
傷を癒す、ということを学ぶのだ。傷の癒し方を
学ぶために、カイロンという、傷のエネルギーを
選んで降りてきているという訳。つまり、傷を
消してすっかり無傷になるためではなく、ただ、
癒す術を学ぶために、傷と向き合うこと。

そして、傷は自分で癒すことができるのだ、と
理解すること、自分で癒すことができる、と理解
できれば、自分が癒されて安らいでいる時には、
少しだけ余裕を持って、人にも同じ癒しを提供
できる可能性がある、ということに繋がる。

ただし、繰り返しになるけれど、この傷は消える
ことはないから、人の成長と共に、何度も何度も
痛みとして再生する可能性はある。恐れずに、
自分を責めることなく、何度でも向き合って
いけばいい。

それを繰り返しているうちに、徐々に、傷の
エネルギーが昇華していくのだと思う。あぁ、
この傷があったからこそ、わたしは今、こうして
生きていられるのだなぁ、という気づきも、その
ひとつだろう。

傷を慈しみ、感謝と共に愛でることができるように
なれば、それはもはや、ただの痛々しい傷ではなく、
まるで、クラックの入ったクリスタルだけが持つことの
許される、美しい虹のエネルギーへの変容を表すかの
ようだ。

土星は今は逆行中だけれど、これは、元来土星
持つ、過去からの蓄積、というエネルギーを強調して
いるとも取れる。つまり、一度、過去からの荷物を
洗いざらし見直してみる、ということかもしれない。
これは未来に向けて、何を保持し続けていくのか、
もう今は必要ないものは何なのか、を見直す時期、
と考えられる。

そして、ドラゴンテイルは、過去カルマのエネルギー。
過去カルマといっても、何も、過去生の記憶を
甦らせる必要はない。魂の目指してきた、今回の
人生の目標を自覚するまでの日々、どんな人生を
送ってきたのかを知ることは、そのまま、過去生の
人生模様を象徴的に知ることになるからだ。

そして、この時大切なのは、今回の人生で自分が
行ってきたことは全て、今回の人生で魂が目標と
して降りて来たことを実現するために、自分が
選択したことなのだ、と理解すること。実感すること。
これを理解することで、厳しく、辛い色を帯びた
自分のこれまでの人生が、全て、魂が向かう先への
準備だったのだと納得できるようになる。

その瞬間、重たかった過去の苦しい日々が、
経験という、豊かな財産と変容する。そして、
自分の魂が選択した目標に向けて歩く日々を
後押ししてくれるエネルギーへと変わってくれるのだ。

このような美しい変容の可能性を秘めているのが、
ミスティックレクタングルなのではないかと、
わたしは感じている。過去も未来も全て含めて、
今の自分があるということ。それを実感できる
可能性が、今回のミスティックレクタングル
秘められているということなのだ。

先ほど例に挙げたWBCでの結果などは、まさに
そんなことを象徴してはいないだろうか?過去に
あったこと、過去に起こしてきたことを、自らが
振り返り、やり直して再び歩きだしたチームと、
そうではなく、自らの王位に胡座をかいてきた
チームの差が、歴然と露呈した結果に見えたのは
わたしだけではないだろう。

このミスティックレクタングルと同時に形成
されているのが、もうひとつの複合アスペクト
ある、カイト。

ミスティックレクタングルのカイロンが、この
カイトでは月に置き換わる。月は潜在意識や
無意識な反応、感情、などといったことも象徴するが、
同時に、過去のエネルギーも象徴している。この
月が、太陽とtrineを取っているのも、現在の
意識を表す太陽と過去意識である月のエネルギーの
交流を示していて興味深い。

つまり、このカイトにおいても、現在と過去が
ひとつのテーマになっているのだ。この太陽と月は
trineの角度なので、親和するエネルギーと考えられる。
一言で言えば、矛盾が起こりにくい。太陽と月という
西洋占星術の中ではより個人的なエネルギーも示す、
代表的な2つの天体が調和のエネルギーで交流して
いるということは、安心材料のひとつとして捉える
こともできるだろう。

まして、この日、おひつじに入ったばかりの太陽は
魂の目標地点を象徴しているドラゴンヘッド
conjunctionしている。これは、個人という、集団の
中の個々の単位で、個々の意識が魂の進む方向に向く
可能性を示しているし、他方で、いてに入っている
月はMCとconjunction、10hでカルミネート。

2hに入っている太陽との兼ね合いをみても、健全な
古代回帰、つまり日本人としての、更に突き詰めて
行けば、人間として、この地球に誕生したことへの
意識の回帰の可能性も秘めているのではないか。
何故、我々は人間として地球に生きることを選択した
のか。この根源的な事象に思いを馳せることによって、
個人としての意識である、2h太陽のエネルギーが
ますます輝きを放つ。

月のカルミネートから推測するならば、社会的にも、
ノスタルジックな回帰意識の気分は強まるような気配。
逆行中の土星のエネルギーを上手に使って、安易な
懐古心、ムードや気運だけに終わらさせず、何度も
何度も石橋を叩いて渡るような用心深さを持って、
更なる高次元の叡智へのシフトを目指したフックを、
この三次元に落とし込んで、具現化しておきたいもの
である。

逆に言えば、妙なナショナリズムに傾倒した運動、
法案成立etcには、よくよく目を光らせておく必要が
あるだろう。イージーアスペクトというのは、
批判意識や抵抗感が薄れる危険性を伴うからだ。
なあなあな、楽観的な気分に流されてしまわない
よう、個人個人の意識的な覚醒が必要になるだろう。

それを助けてくれるのが、先の、ミスティック
レクタングルの考察の所でも既出で、このカイトで唯一の
ハードアスペクトとなる、よって、グラントトラインの
過剰な安定感、危機感のなさを打破してくれる牽引力の
可能性を持つ、太陽・ドラゴンヘッドのconjunctionと
ドラゴンテイルのoppositionだろう。

何をしたいと望んで、この地球に降りてきたのか。
どんな生き方を選択して、目標としているのか。
そのポイントを意識することで、永遠にループする
かのような二元制からのシフト、安易な懐古からの
脱却を計れるような気がする。

日本をベースに生活するわたし達は、この一年は、
目の前で起こる事象のひとつひとつの背景にこんな
隠れテーマが潜んでいることを意識してみると、
時代の流れを捉えやすく、面白いと思う。

最後に、1hうおで逆行中の水星が、4hふたごの
火星とスクエア中。一年の始まりのエネルギー
としては、あまり嬉しい感じのエネルギーでは
ないけれど(苦笑

柔軟宮のハウス同士の天体のスクエアということは、
何かとその場の雰囲気に流されやすい風潮が考えられ、
周りのエネルギーに敏感な性質故の、過剰反応を
起こしそうな気配。周囲の苛々ムードに、自分も
感化されてしまい、当事者でもないのに理由もなく
苛々してしまったり、怒りを暴発させて失言して
しまったり、なんて場面が多々ありそう。

ふたごも水星が支配するサインだから、水星エネルギー
同士の衝突とも考えられ、ますます、コミュニケーション
トラブルや、短距離移動、短期的なスパンの事象などには
要注意。集中力に欠ける傾向があって、ケアレスミス
起きやすそうなので、契約事にも慎重になる必要がある
だろう。

そのふたごの火星が入っているのが4hだから、
なあなあな気分に支配されやすいと考えられる。
相手や周囲に依存した、身内だから許される
だろう、理解してもらえるだろう、的な甘えた
気分が、トラブルの引き金になってしまう危険性を
暗示しているのだ。

また、水星自体も、1hという自意識の芽生える前の
段階のハウスに滞在中。サインもうお座という、
良く捉えれば、ワンフォーオール、オールフォーワン
ネガティブに考えれば、これまた個の意識という
ものを持ちにくいハウスに入っているので、非常に
無自覚な思考エネルギーとなっている可能性が
伺える。

またこの水星は今、天王星とconjunction中なので、
スクエアで絡んでいる火星の衝動性とも相成って、
突発的エネルギーの相乗効果となってしまう危険性が
あるのだ。天王星だけに、軌道修正をかけたいが
ための、破壊衝動だったりもするのだが、破壊
行動は、誤解もショックも招きやすいもの。
よくよく、意識を現在に、今というこの瞬間に
繋ぎ留めておく必要があるだろう。

今、この瞬間に、何を受け取って何を感じ、何を
発したいと感じているのか。できる限り、意識的に
確認しつつ、歩いて行くことを習慣づけることが、
時間はかかっても、結果的には、この逆行のエネルギーを
有効利用する訓練となるのではないか。

是非、天体逆行が教えてくれる、何度も何度も
振り返って見直してみることの大切さを、じっくり
意識的に行っておきたい。それを繰り返すことによって
やがて、繰り返してしまう過ちの、根本的な出発地点が
明確になってくるだろう。

そもそも、今こうなってしまったのは、どこが根源なの
だろう?というポイントにまで遡って修正をかけることで、
行明けの順行エネルギーを、より上手に乗りこなせる
ようになるのではないだろうか?

*******************

以上、大雑把にだけれど、今後一年を占う、春分図の
リーディングをしてみた。

個人的に興味深いのは、アセンダント・ディセンダントと
MC・ICの両軸が、わたし個人のチャートと同じサイン
だということ(笑 春分図でカルミネートしている月は
びったりわたしのチャートの火星に乗ってるし、わたしの
アセンダント上に、カイロンもぴったりくっついている(笑

良くも悪くも、今年日本という国に漂う雰囲気が、
そのままわたし個人のテーマと濃ゆくシンクロしそうで、
来年の今頃、一年を振り返る日が楽しみでもある。

*******************

また、今回は、春分図という、地球規模での特別な日の
イベントチャートのトランジットを追ってみたけれど、
こういったその時その時のトランジットチャートを
個々のチャートに重ね合わせることで、より個人に
即したテーマが見えてくるというのが、西洋占星術
なのです☆

ご興味のある方は、是非、セッションにもお越し下さいね♪♪

〜今年を占う!spring equnox chart〜 春分図 part 1

一昨日は春分でしたね〜♪
春分の気分にぴったりな、春春した陽気。
ぴよこにねだられて足を伸ばした、平塚の公園で、
咲き始めた桜を目撃しました(^^*

でもって、その公園にあった、小動物ばかりの動物園で、
ひよこと戯れた。羽が生え変わってとさかも出てきて
いるんだけど、大きさはまだひな鳥で、とさかが
あるのに、ピヨ、ピヨピヨ、と鳴いていて可愛かった(笑

もうすぐ変わるのね〜、でも、まだ変わり目なのね〜、
の象徴だな(笑

*******************

さて、そんな春分の日でしたが、西洋占星術では、春分の日が、
次の年の春分の日までの一年を占う、という考え方があります。
これは、まだ占いが国政と結びついていた頃に始まった習慣だと
思うのだけれど。

そもそも、今、西洋占星術でその人が生まれた瞬間のチャートを
リーディングするのも、その人の人生の始まりの瞬間のエネルギーを
リーディングすることで、また、時を経た、その時点その時点の天空
からのエネルギーを掛け合わせてリーディングすることで、その方の
生き様を知る、その方のその時々の課題を知る、ということが可能に
なるからで、事の始まりのチャートというものがそれだけ重要な意味を
持つ、ということもお分かり頂けると思う。

元々占いは、国や地域を治める地位の人々と繋がって発展しているから、
元々は、個人のチャートというよりは、広く国や地域の運勢を占う、という
見地から始まっているらしいが、そこで登場したのが、この、春分が起こる
日の天の星々の配置図を示す、春分図ということになる。

地球規模で考えると、太陽がおひつじ座、つまり、12星座の最初の
星座の宮に入る瞬間に、新しい一年が始まるという考え。地球は
365日かけて太陽を一周するから、地球を中心に太陽を見た時
には、太陽が一年をかけて12星座を巡って、元に戻ってくる、
という考え方が出てくる。つまり、太陽時計という訳。春分
日にダイアルを合わせれば、次の年の春分の日までの一年間が
ひと単位になるのですね。

で、西洋占星術では、この春分図を、次の春分の日までの、
社会情勢を占う図、と位置づけている訳です。西洋占星術には
この、社会情勢を占う専門ジャンルがあって、それをマンデーン
(mundane)と呼ぶのだけれど、少々象徴の汲み取り方が
個人のものとは違っていて、専門的な要素も出てくるので、
ここでは、マンデーンの手法に特化しないで、普段わたしが
リーディングしている方法で春分図を読み解いてみようと思う。

*******************

太陽がおひつじに移行したのが、東京時間でだいたい
3/21の3:47am頃。

この時間、アセンダントはみずがめになっていた。
今年もまた、日本中に改革意識の風が吹きまくるかも。
改革と一言で言っても、表面的には、突発事故とか
妙な事件とか、あとは、隠されていた事実の露呈とか、
ぎょっとするようなニュースとして噴出してくるかも
しれない。

けれど、結果的に、そういったアクシデントが起こる
ことで、やむを得ず、といった形でも、結果的には
人々の意識が変わっていく可能性がある訳で。渦中の
時には苦しいかもしれないけれど、後にこの一年を
振り返れば、あの年は、大きな意識改革があった一年
だったよねぇ、なんていう印象が残っているだろう。

ただし、注意しなくてはいけないのが、このみずがめの
アセンダントに、海王星がconjunctionしている点。
アセンダントという感受点自体が、もともと、無意識の
領域なので、自覚を持ちにくい性質がある。そこに、
さらに無意識の領域のエネルギーを持つ海王星
乗っているということで、意識的に何かを成すことが
難しいことが暗示されている。

海王星のネガティブ作用は、曖昧模糊としてしまうこと。
例えて言うなら、夢が夢で終わってしまうような。または
夢に便乗した詐欺に遭ってしまうような。つまり、意識して
ことの本質を見極める努力をしていないと、てんやわんやの
お祭り騒ぎに振り回されて、一年が終わってしまい兼ねない
危険性がある。

しかも、この海王星に逆行中のさそりの木星がスクエア中。
このチャートでは9hに滞在している木星だから、みずがめの
性質である、ユートピア的な意識にリンクして、無鉄砲な
追求をしかねない。瞬間瞬間で、いい!!これこそがまさに
理想だ!!と判断したことに飛びついて、現実的な生活を
放り出してでも、その思いつきにのめり込んでしまいそうな
暗示なのだ。

木星は拡大フォーカスのエネルギーがあるし、楽天的な
エネルギーでもあるので、過信が生じて気が大きくなって
しまい、意識を向けた事象に、危機感を持たずに、さそりの
持つ中毒性的エネルギーで没頭しかねない。みずがめの海王星と、
この9hに入っている木星の共通ワードが"理想"だから、一見、
とても口当たりがいいのが厄介な所。間違ったことはしていない、
人のため、人類のためにやっているのだから、という思い込みで
暴走しそうな雰囲気があるのだ。

このコンビネーションが、アセンダントという、潜在意識の
部分に働きかけてくるから、少し危険な香りがする。

この場合は、逆行中の木星のエネルギーを上手に使って、
事を急がずに、何度も何度も計画を見直して、何度も
何度も修正をかけて、慎重に歩いていくことで、暴走を
食い止められるだろう。

気になって、国民意識を象徴する4hを見てみると、ふたごの
火星が滞在中(^^; 4hは、うっかりするとナショナリズムへの
傾倒のエネルギーに転じてしまうのだが、よりによってこの
火星が、先ほどから要注意ポイントとして挙げている
みずがめの海王星と、綺麗にtrineの角度を取っているのだ。

火星は、モチベーションのエネルギー。大義名分とも
言える。つまり、どういう意識を持つかによって、
理想的なエネルギーにも、危険なエネルギーにも
変わり得る。一度危険な方向に向けられてしまうと、
大義名分、という言葉が示す通り、争いのエネルギーに
突っ走ってしまう。モチベーションだけに、非常に
エネルギッシュなエネルギーなのだ。

このエネルギーが4hに入っているということは、
郷土意識が伴うステージにおいて、モチベーション
エネルギーが活性化する可能性を示している。

奇しくもこの日、野球の、国、地域別対抗戦である
WBCで、日本のナショナルチームが、チューバを
制して世界一の座を獲得した。これはとても健全な
方向にこの火星エネルギーが作用した、象徴的な
現れとも捉えられる。

ステージが、スポーツのような健全な意識の
宿る健全な場であるならこのような素晴らしい
エネルギーに転じる可能性もあるが、健全さを
保つのが難しいステージにおいては、危険な
保守意識に変化してしまい、民族意識や地域
意識、集団意識の暴走エネルギーとなり兼ねない。

みずがめの海王星とのtrineというところから、
ここでも、ビジョンを明確に、健全に保てなければ
危うい幻想に振り回され兼ねない危険性が暗示
されているので、常に意識を明確に持つ、内省を
心がけて、注意していたいところ。

更に厄介なのは、先ほどから繰り返し出て来ている、
みずがめやいてのエネルギーと重なるかのように、
冥王星がいての11hに入っていること。しかも、
ノーアスペクト。つまり、とても意識し辛い
状態だということ。

正義感の強い理想主義者ないてのエネルギーと、
11hの示す、ユートピア思想のエネルギーである
みずがめ色。これを纏ったのが、極限エネルギーの
持ち主である、冥王星ということなのだ。この
冥王星は、先ほどの逆行中のさそりの木星とも、
エネルギー的にシンクロしている。

冥王星だけに、徹底的な作用を及ぼすエネルギーを
持っているのだが、先ほども述べたように、これが
ノーアスペクト。無自覚な状態ということ。つまり、
正義感や理想主義、ユートピア思想的なエネルギーを
帯びた冥王星が、無自覚な状態で暴走する可能性が
あるということなのだ。

なんだかねぇ。先ほどの4hの火星といい、変な
民族意識に結びつかないといいのだけれど(ーー;

ここで望みを掛けたい、というか、上手に使いたい
のが、同じく春分図に現れた、おひつじの太陽
conjunctionドラゴンヘッド、ししの土星、いての月
によるグランドトラインと、太陽・ヘッドopposition
てんびんのテイルで形成する複合アスペクトのカイト。

これは、ここ2ヶ月ほど、ずーっと形成されていて、
個人的に注目している、ヘッド・テイルと、土星
カイロンの2つのoppositionが作る、ミスティック
レクラングルに、月が絡んでできたカイトともとれる。

先にミスティックレクタングルを説明しておくと、
今回はヘッド・テイル、土星、カイロン、それに
加えて、このチャートの日には、太陽がヘッドと
conjunctionしているので、計5つの要素が絡んで
いる。太陽は、意識のエネルギー。太陽が絡む場所
に意識の焦点を合せると、その時期のテーマが
見えてくる、という訳だ。

わたし自身は、ミスティックレクタングルは、
二元制エネルギーのシフトを促す複合アスペクト
捉えているのだけれど、この日のチャートでは、
ヘッド・テイルの示す過去カルマと今生においての
魂の目標、土星の示す長期的に及ぶ課題、もしくは
過去からの蓄積、カイロンの示す、傷やトラウマが
テーマになっている。

***************************

part 2に続きます☆

2006 jan 9th yodだらけだな。。。

太陽  やぎ 18'
月   おうし 11'
水星  やぎ 7'
金星  やぎ 26' (逆行)
火星  おうし 13'
木星  さそり 14'
土星  しし 9' (逆行)
天王星 うお 8'
海王星 みずがめ 16'
冥王星 いて 25'
カイロン みずがめ 2'
ドラゴンヘッド おひつじ 8'
ドラゴンテイル てんびん 8'

やぎ太陽 no aspect
おうし月 conjunction おうし火星
おうし月・火星 square しし土星
おうし月・火星 opposition さそり木星
おうし月・火星 trine やぎ水星
おうし月 ・火星 quincunx みずがめドラゴンテイル
 quincunx うお天王星→ yod
やぎ水星 square おひつじドラゴンヘッド opposition
 てんびんドラゴンテイル→ t-square
やぎ水星 sextile うお天王星 quincunx しし土星→ yod
やぎ水星 sextile うお天王星 sextile おうし月・火星 → 小三角形
やぎ金星 no aspect
おうし火星 opposition さそり木星
さそり木星 square みずがめ海王星
しし土星 trine おひつじドラゴンヘッド opposition
 てんびんドラゴンテイル→ 調停のaspect
しし土星 quincunx うお天王星 quincunx
 てんびんドラゴンテイル→ yod
いて冥王星 no aspect

*********************

昨日出してみた昨日の午前0時のチャートです、昨日から
書き始めていたのに結局終わらなくてupするのが遅くなって
しまいました(笑

なんだかyodだらけね。こんな時期には、一生をかけて着手する
くらいの長期的な課題を見据えて、コミットメントしちゃうのに
いいのかも。良くも悪くもじっくりじっくり付き合う羽目になる
だろうから。

形成中のyodの内の二つに天王星、ドラゴンテイルが関わって
いるのも興味深いところ。より明るい未来を求める人にとっては、
膿み出し、必要悪と向き合っていく時期になるのかな。。
ヘッドテイルと土星の調停のアスペクトもまだまだバリバリ
効いているから、出せるものはどんどん出しちゃってすっきり
させて行きたいところ。

引き続き順行中の冥王星がno aspect。これも、良くも悪くも
冥王星エネルギーが強烈に影響すると捉えられるかな。
冥王星は、マクロコスモスと人の中にあるミクロコスモスが
繋がるエネルギーだとあたしは捉えているのだけれども。
襟元、姿勢を正して歩いて行く人はそういう現実を邁進して行く
だろうし、その逆を行く人はとことんダークサイド的な現実を
顕著にしていくのかも。

天王星海王星冥王星が順行中の現在、何事においても、
実現化が早いと思われ。個人的には、後々の貯金のためにも、
積極的にいいカルマを積んでおきたいものです(笑

火星と木星が作るopposition。おうしのエネルギーを
有効利用するためにも、自分は一体何者なのか?という
テーマを隠れテーマに、モチベーションを高めて行くと
いいかも。徹底的に自分にこだわってみることが、
先々の指針になりそうだな。

******

で、まぁ、こういうリーディングをふまえつつ、個人個人のチャートとの
絡みで読んでいくのが、西洋占星術なのですねぇ。

こうしてみると、やはり遠い遠い昔には、まずは現在進行形の天体の
トランジットチャート在りき、だったんだろうなぁ、と。そこから
お国の運勢なんかを読み解いていったんだと思うんだけれど。
それを、個人が生まれた時のチャートに照らし合わせてリーディングする
なんて発想に至る叡智に、しみじみと想いを馳せるのでした。。。

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そうそう、三日坊主にならないように。なんて書いてあったのに、
全然upしてないじゃん〜!!なんて声が聞こえてきそう
ですが(^^;、すんません、今更な告白ですが、そもそものコンセプトが
週1回くらいの更新で続けよう、というものだったので(笑

というのも、毎日upしても、動きが激しいのは月ぐらい。
水星、金星もそれなりに移動はしてくれるものの、毎日追う程
サイン間を移動してくれる訳じゃないし。

まぁ、あれです、第一に、あたし自身が毎日チャートを
チェックするような生き方をしていない、ということが
大きな要因でしょう。それぐらいどんぶりなので、せめて
月に何度かは天体のいる箇所をチェックする習慣をつけよう、
ということで始めたのがこのブログ。

自身の月がおうしということもあるのか、"24時間分刻み"的な
リズムがとても苦手で、だからその日、その日に、月がどこに
いるかぐらいまでは手帳をチェックしたりするけど、わざわざ
自ら毎日チャートをチェックして一喜一憂するような生活を
送りたくない、いや、送れません(笑、というのが基本姿勢。

それに、結局、ゆっくり移動する天体の方が長期に渡って
影響を及ぼしてくるので、大局の流れから掴んだ方が
細々とした星からの影響を乗りこなせるのではないか、
というのがあたしの考え方なので。。。

大雑把すぎ〜!と物足りなく思われる方、申し訳ありません。
細かいのがお好きな方は、このページで星に慣れたら、どうぞ
星歴を手元に置かれて、毎日チャートを作ってみて下さい。
3ヶ月も続けると、かなり星のリズムに慣れてくると思います(^^*

あ゛、けど、あれですよ、ご要望があれば、セッションの時にはちゃんと、
日時なんかも細かくリーディングしますよぉ〜〜、誤解のないように(笑

2006 jan 1st 元旦チャート

太陽  やぎ 10'
月   やぎ 16'
水星  いて 25'
金星  みずがめ 0'
火星  おうし 10'
木星  さそり 13'
土星  しし 9'
天王星 うお 7'
海王星 みずがめ 15'
冥王星 いて 24'

冥王星 conjunction 水星
金星 conjunction カイロン

海王星 square 木星 opposition 火星 → t-square
土星 square 木星 opposition 火星 → t-square
ドラゴンヘッド square 太陽 square ドラゴンテイル → t-square

太陽 trine 火星
ドラゴンヘッド trine 土星 sextile ドラゴンテイル → 調停のアスペクト
太陽 sextile 天王星

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comments

晦日新月は、太陽 conjunction 月と、ヘッド&テイルで
t-squareを形成していたということなのねぇ。次回の新月までの
ひと月、ちょっと興味深いな。

それから、太陽とt-squareを形成しているヘッド&テイルが、
一方で土星と調停のアスペクトを形成中。これはまだしばらく
続きそうだから、こちらの影響力の方が長期に渡る感じ。

その土星木星と火星から挑発されているから、ししに
入っている土星の力を、木星と火星のエネルギーを使って
いかに開花させるかが課題かな。

ししの土星を、上手に大人に成長させてあげたいところ。